kohkoku note

クリエイティブディレクター視点からのあれこれ

デザイナーさん、ディレクターさん必見! アイディアの出し方

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いつもグッドなアイディアが出る方はもう、型が出来上がっているとおもいますので
ここではグッドなアイディアがなかなか浮かばないという方だけ読んでいただければと思います。

アイディアとはフッとひらめくものもあればうんうんと粘って粘ってひねり出す事もあります。
具体的なやり方や方法は

ジェームス W.ヤング (著)
アイデアのつくり方

に詳しく書いてあるのでそれを読むことをおすすめします。

いつもポケットに忍ばせておく位はしてもよいと思うほどの名著で、
非常に実用的な本なので是非、どうぞ。

しかし、この本のようなやり方などは応用編の気がします。
なんでもそうなのですが畑の土がよいほど、よい作物が育つと思います。

ですので今回は土をつくると思ってください。
私がおすすめするやり方はたった1つです。

それは

自分の好きなものを拡大し続けることです。

アイディアというのはそもそも、情報同士ががくっついたり離れたり、また、別の情報がくっついたりしてして新しい価値が生まれます。なので必ず元になる情報があると思うのです。

ですので

インプットがない

ことにはアイディアは出来てません。
だけどもただ単に情報を詰め込むのは効率が悪いと思っています。

そこで

自分の好きなものを見たり聞いたり触ったりしまくってください。

例えばディズニーが好きならばディズニーの映画は全部みて、ディズニーランドも何度も行ってください。とにかく関連したものでどんどんその世界を広げて行ってください。

ディズニーの映画を見たらその原作を読んでみてください。
そして原書も読んでみてください。

と、このように自分の好きなことや興味があることをどんどん広げて行くのです。
その広げる作業は自分の好きな物や事なら苦にならないはずです。

むしろ楽しいはずです。

なにもディズニーに限らず、音楽が好きでこの曲が好きだと思ったら何というバンドのなんという曲なのか調べ、そのバンドの他の曲を聴いてみたりジャケットを見てみたり、そのバンドに関連することはすべて目にしたり聞いたりします。インタビューなど読むのもいいと思います。そのインタビューで好きなバンドがおすすめしている音楽も聞いてみたりしてどんどんその世界を広げていくのです。

そうして自分の好きが広がって行けば行くほどアイディアの源の引き出しが増えていきます。

そして自分の好きな事が深まって行けば行くほどその人のキャラクターになっていきます。

デザイナーなら好きなデザインを探してみてください。
その好きなデザインのデザイナーは他にどんな仕事をしているのか?
スタッフは誰と組んでいるのか?

興味と好奇心を持ってどんどん押し進めてみましょう。

その自分アーカイブが多ければ多いほどインプットがあり引き出しがあるということなので
よいアウトプットやアイディアが出やすいということになるのです。

できればインプットは驚きや感動を共にした方がいいと思います。
すげー!とか、素敵!とか、カッコいい!などの感情と一対になっていたほうが引き出しが開けやすいように思います。

一日は24時間、一年は365日、機会はみんな平等に与えられています。

なるべく沢山、自分の好きな事や興味のあることをしましょう!

一見、役に立たなさそうと思っていた知識が
いざ、となったときに
あなたをきっと、助けてくれる日が来ると思います。