kohkoku note

クリエイティブディレクター視点からのあれこれ

すべての事柄は企画でなりたっている。2 〜応用編〜

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前回は企画ってこんな事なんですよー

こんな風に考えれば企画をたてることができますよー
というお話でした。

ですので今回はビジネスや家庭ですぐ使えるように具体的に考えて見たいと思います。

それでは

「主人がいつも電気を消してくれない何度も何度も言っているのに晩酌してそのまま寝て電気もパソコンも付けっぱなし!もうどうにかして!!」

というケースで考えてみましょう。

まずは、

1.課題に関係する事柄を出す

その人はどうして気を消さないのでしょうか?
様々な角度から考えてみましょう。
いつも仕事で遅いので疲れているからかも?そもそもこどもの頃から消すことが習慣になっていないのでは?真っ暗が怖くて付けているのでは?お酒を飲んでそのまま寝てしまうのでは?電気を付けてる事に罪悪感がないのでは?などなど、
出来る限り沢山出してみましょう。それでも解らなければ本人に聞いてみましょう。

そしてご主人さんの事も考えて

2.課題の目的を設定する

2.では、だれにどのような事をしてもらうかが重要です。
ここではご主人さんに電気を消してもらい、さらに習慣をつけてもらいたい
とします。

それで最後に

3.解決策の手段を出す

目的を達成する手段はなにが一番よいかを考えます。

こんなのはどうでしょうか。

ご主人が電気を消したらポイントが1ポイントついて40ポイントたまったら
奥さんと高級中華ディナーに御招待します。キャンペーン開催!

期間は2ヶ月間

ご主人が電気を消したらリビングのノートに○を付けてもらいそれが40ポイントたまったら
プレゼントとして奥さんと高級中華ディナーを食べる事ができて2人とも少し幸せ。という企画です。ちょっとしたゲーム性を出してやる気を出してもらい、さらに○を集めたいという真理に訴えます。これなら、すこしだけ彼も頑張ってくれるかもしれません。
さらに期間を限定することで集中力が増すというオプション付き。

どうでしょうか?ノートと鉛筆があれば出来て電気を消す習慣もついて
さらにデートまでゲットできるかもしれません。

このように少し嫌だなとかめんどくさいなと思っていることこそ企画が役立ちます。

プロジェクト化やキャンペーン化してみると

案外と「えいやっ」と出来ることが多いと思います。

私もフリーランスですので年に1回は様々な人にいま、お試しキャンペーン中ですのでお仕事ご一緒しませんか?などと口実を付けて近況を交換し合ったり新規のお客さんを探しに行っています。

すべては企画。
本当に些細なことでも考え方が変われば行動が変わるかもしれません。