kohkoku note

クリエイティブディレクター視点からのあれこれ

すべての事柄は企画でなりたっている。

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広告を作るにはだいたい

・オリエン(広告主から課題を聞く)

があり
それから

・プレゼン(企画説明)

があり

広告主が良いと思ったら発注

という流れがあります。

キャンペーンをやるのもサイトを作るのも広告を作るのも
だいたいこのパターンです。

そのプレゼンに使用するのが企画書で、
その中身が企画になるわけです。

ですので優れた企画になれば優れた企画書になり優れたプレゼンになると言う事になります。
(そうとも限りませんが一般的には)

では、よい企画とはなんでしょうか?

よい企画とは

依頼主の課題を解決し大きなメリットをもたらすこと

ではないでしょうか?
そのメリットが大きければ大きいほど優れたよい企画といえると思います。

 

そんな企画ですが、様々なシーンで役に立つと思いますので
すこしだけ企画の立て方を説明してみたいと思います。

1.課題に関連する事柄を出す
2.課題の目的を設定する
3.解決策の手段を出す

という手順で考える場合が私は多いです。

例えばAという飲料を売ってくださいという課題があるとしましょう

1. 課題に関連する事柄を出す

この商品の背景は?市場のどのような位置にいるのか?競合の商品はなんなのか?
デザイン、品質、キャラクター性、パッケージなどなど商品の要素、
それに加えて飲料を売りたい人の気持ち、考え、戦略などなど気持ちも入ってきます。

そこから

2.課題の目的を設定する


ここでは

だれにどのような事をしてもらうかがを決める事が重要

です。

ただ単純に売ってくれというオーダーですが課題を出した人に対して
売るためにこういう事をしましょうと提案するので

課題を出した人に対してお金だして欲しいのか、協力して欲しいのか、
どうして欲しいかを決めます。

この場合はキャンペーンを打つための予算を取るとします。

そこから

3.解決策の手段を出す

どのようなキャンペーンで、どのぐらい効果がありそうで、根拠はどうしてで、というように課題の解決策の手段を導き出していきます。

ざっくりと書きましたがだいたいこのようなプロセスで企画をまとめることが多い気がします。

ちなみに

その企画が驚きがあったり感動がある方がより高い効果をもたらす

と思います。

ただ、企画というのは必ず正解があるものではないと思います。
その企画を立てた人の気持ちに大きく左右するところがあるので、様々な企画になり、
まさに十人十色になります。

理屈でいうとやや難しいように感じると思いますが
そんなことはないと思います。

飲み会をする、誰かの誕生日を祝う。という事だって企画を立てることですし
もうちょっとここを良くしたいなと思ってこうしようと行動することこそ、自分で企画を立て実行していることなのです。

企画を立てる時のポイントは

課題ががきちんと解決できているかどうか?

が重要な気がします。
飲み会をするなら親睦を深めるとか誕生日を祝うのであれば喜んでもらいたいなど課題の目的がはっきりしておりそれを満たせていることが重要です。

では、次回は具体的にちょっとした事で企画をたてて活用法を考えてみたいと思います。